1、ACミラン
1、ACミラン
第一弾投稿は、イタリアの名門サッカークラブ「ACミラン」をご紹介致します。
2013年の冬にサッカー日本代表の本田圭佑(当時27歳)選手が入団し(移籍金0)、日本での認知度も高まったのではないでしょうか。
設立はクラブロゴにもある通り1899年と伝統あるクラブであり、
本拠地をイタリア・ミラノに構える超名門クラブです。ただまあ、最近はややその肩書きに陰りは見えますが。
チームカラーは赤と黒で、ユニフォームは2色のストライプ。またこれがかっこいいんすよね。
カラーが由来となって、ACミランの愛称はイタリア語のロッソ(赤)・ネロ(黒)となっています。
因みに、ライバルチームは同じくミラノに本拠地を構えるインテルというまたしても名門クラブです。こちらもサッカー日本代表の長友が所属していてそこそこ有名ですね、きっと。自分が好きじゃないものは雑です。
↓現在のユニフォーム
好きになった理由
私がこのACミランを好きになったのは2003年トヨタカップでの来日がきっかけでした。クラブ世界一を決めるこの国際大会で、さんま師匠が日テレでの解説をしていて、へーこの人サッカー好きなんだなあと思いながら見ていたのを覚えてます。当時12歳か。
そして決定打になったのが「カカ」です。
なんてエレガントなプレースタイルなんだろうと惚れ惚れしながら見ていたのがきっかけで、そのままACミランというチームにずぶずぶとはまり込んでいったのでありました。
私はサッカーを幼稚園の頃からやっており、ポジションもMFでしたが、プレースタイルはカカのような華麗なドリブルとは程遠く、泥臭く守備をして時々良い攻め上がりを見せて、たまーに良いパス出すなーて感じのアンブロジーニっぽい選手だったと思います。なのでカカは憧れでした。ついでにいうとルイコスタにも惚れてました。ピルロも好きでしたけどやる気のない感じが当時はどうも嫌いでした。
当時の実家にはスカパーもなく、インターネット等で視聴する術もなかったので、ワールドサッカーダイジェストでよくミランの情報を見ていたものです。
ここが好き
好きなのに理由なんてないと言いますが、まあ其の通りで、カカを好きになったところからミランというチーム自体そのものが好きです。元からの性格だったのかはわかりませんが、自分の好きな色も必然的に赤と黒になりました。洋服とか赤いのばっか着ます。
そしてタイミングの良いことに、2003年来日の翌年に欧州No.1クラブ決定戦のチャンピオンズリーグ(04-05)にてミランは決勝進出を果たすわけですね。恐らくなんですけど、準決勝辺りからフジテレビで放送されてたんじゃないかな。それでミラン熱が冷めないままにあの悪夢の決勝を見てよくも悪くも興奮した事が、ミラニスタ(ミランファンの愛称)への道が決定的になったのだと思います。あの朝の日は本気で泣いてました。そして失意のまま学校に登校し、普段はあまり注意のされることのない優等生風だった私が呆然としすぎて先生に度々注意されるという感じでした笑
※決勝戦でミランはリバプール(イングランド)相手に前半を3-0で折り返すものの、後半に3点を追いつかれ、PK戦までもつこれこんだ末に敗北を喫した。通称イスタンブールの悲劇 by ミラニスタ。
なので2007年での再戦、そして優勝は感無量でした。あの大会を通じてのカカの活躍ぶりとかね。雨の中のマンチェスターU戦は痺れたなあ...。
当時のミランの選手は個性豊かで飽きなかったです。
GKにはベンチに座っていたら腰を怪我したヂダ。
DFにはむちゃくちゃエレガントなマルディーニとネスタに、武闘派のスタムにカフー。カフーはそうでもないか。
MFにはこれまたキングオブ武闘派のガットゥーゾに、とたとた走りのテクニシャンピルロに、エレガントなカカーに、ベンチにはルイコスタがいたりなんだったり、
FWにはウクライナの矢!シェフチェンコ、走り方ダサいけど何故かかっこいいインザーギなどなど。
ただこの時期くらいからベテラン勢に限界が見えてきて、カカー頼みになっていった時期だったとは思うんですけどね。シェフチェンコとかルイコスタがあまり輝けなくなっていたような印象です。
が、当時の事をよく知ってらっしゃる方ならばとても豪華なメンバーだったのかなと思います。私自身も欧州サッカーに興味を持ち始めたばかりだったので、豪華さには気付いてなかったと思いますが。
2007年のチャンピオンズリーグ優勝をピークに、段々と主力メンバーの高齢化が浮き彫りとなり、世代交代をうまく進めることが出来ずにミランは衰退。現在はチャンピオンズリーグで上を目指す実力がないほどにまで落ち込んできてしまいました。悲しいね。
ただここ最近は、モンテッラ監督の下(よくウイイレのMLで獲得していたな、転生したら)復調しつつあります。ミランが好きな点の一つとして、イタリア人選手が多いのも理由にありますね。別に私はイタリア人じゃありませんが、クラブのブランドというか誇りみたいなものを感じれて好きです。若い選手が育つと良いなあ。